ビジネス情報誌
コンセプトを形にする建築設計事務所
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〜CIAOコラボレーションレター第8号〜
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「建築家が行うプロポーザルコンペにより蘇生する美術館とは」
コンセプトを形にする建築設計事務所7
株式会社 A1・ID設計 代表取締役 井戸正氏
今回のコンペ提案は、湖岸から突き出た半島の丘にある美術館の改修、増築案です。(千葉県市原市の美術館「市原市水と彫刻の丘」リノベーション基本実施設計業務プロポーザル方式のコンペ)
施設コンセプトは『アートと人をつなぐ水辺のループ』。鳥瞰パースと既存の写真で、違いを見比べてみて下さい。
今回の計画で目指したものは・・・"竣工年1995年から現在へと続くアートへの思いと遊び心を未来へ育み繋ぐ場所の構築"。
旧館から伸びる桟橋がカフェと展示室をつなぎ、湖や丘と密接な関係になっています。自然の風景や環境と日常、美術がそれぞれ混ざり合う様にすることで、アートがより身近になるよう考えました。

方針は下記の5項目です。
①丘全体の自由なアートの空間としての整備
②丘と一体化して遊べるカフェテリアの構築
③丘と各施設を立体的に繋ぐスロープの設置
④丘の景観を損なわない最小限の増築
⑤既存建物のイメージに配慮した改良
カフェテリアは見晴らしの良い場所で多目的に使え遊べる場所に増築します。常設展示場は景観を損なうことのないように地下に設けスロープで繋いでいます、窓からは周囲の湖の景色を望むことのできる潤いのある美術館です。
※プロポーザル方式とは目的に対して企画提案能力の優れた設計者を選定します。
通常のコンペは条件にあわせた図面提案が選ばれるのに対しプロポーザルでは優れた考え方のできる設計者が選ばれます。
その為、今回は1次審査で書類選考され(約500人から5人に絞られます)2次審査ではより詳細な提案をプレゼンテーションしヒヤリングを受けます。
デザインだけの提案ではなくより専門性を追求するので強力な下記の方と協業体制をとりました。
・デザイン及びコンセプトを深める為に
進研究室 : 森田進 代表
・設備面の提案の為に
JUN建築設備研究所 : 山田準 代表
『 同じ建築の道を愛する人達と協業ができ、スタッフ一同やりがいを感じた提案内容です。 』
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〜CIAOコラボレーションレター第7号〜
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「マイホームを建築家による住宅コンペで手に入れる」
「住宅コンペ作品をとおして夢をかたちにする建設企画設計とは」
株式会社 A1・ID設計 代表取締役 井戸 正氏
建築設計を行う前段階において「企画」と言われる業務があります。今回はある住宅コンペの流れを紹介することで「企画」の重要性を説明します。
ステップと内容は以下の通りです。
①コンペ募集にエントリーする
・今回の建築家をプロデュースする組織では大阪の登録建築家63名の中から5名選ばれます。
・登録建築家のエントリーデーターをもとに施主から2名、組織から3名が選ばれました。
・弊社は初エントリーで幸運にも5名の中に選ばれました。(エントリーデーターが重要です。)
②施主のヒヤリング・条件書の配布・現地説明会
・プロデュース会社が進行役を務め施主と5人の建築家が同時に面談を行います。
・面談では条件書が配布され質疑応答を行います。
・条件書には家族構成、住まい方、趣味、理想、イメージ、建設費などが記載されています。
・ご主人と奥様の意見は必ずしも一致していません。 一致している方が少ないです。
・このヒヤリングで重要なのは施主の人柄をきちんと捉えることです。
・他4名の建築家は質疑を行いましたが、私は質疑を一切しませんでした。
・理由は・・・条件書の内容が整理されていないことが分り質問自体が誘導的になり本質的な回答にはならないので静かに本人達を観察する事に努めたからです。
③企画作業
・2週間でテーマ、プラン、図面、模型をつくりました。
・重要なのはテーマです。 今回のテーマは「情景が記憶に残る家」です。
・奥様の住まい方の中に 「明るくて皆の集まれる場所にしたい。」 という夢がありました。
・プランはキッチンを中心に考え全 てを見渡せ家事動線の短く収納の多いプランにしました。
・周囲の環境を考慮し四季の変化と夕焼が見られるプライバシーの保てる仕掛けをつくりました。
・これらの仕掛けにより子供達と両親の脳裏に家族生活のシーンが埋め込まれる企画としました。
④プレゼンテーション
・ 企画の内容を施主の視点で丁寧に1つづつ説明をしました。
・ 模型では企画の内容がどのように見えるか具体的に実証します。
⑤結果発表
・ 努力の甲斐あって弊社の案が採用されました。
そして、この企画設計を具現化にする為に実施設計活動にはいります。
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〜CIAOコラボレーションレター第6号〜
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「協業しながら企画とデザインを提案する建築設計会社」
株式会社 A1・ID設計 代表取締役 井戸 正氏
http://www.a1-id.com/
左下の写真は明治36年に堺の大浜公園で行われた第5回 内国勧業博覧会の会場に出来た海浜リゾート施設です。(図1) 当事の内務卿大久保利通が「富国強兵・殖産興業」の近代化政策の為明冶10年に第1回内国勧業博覧会が上野公園で行われ、堺が最後の博覧会になりました。
当時の政策が反映されたとても素適な施設ではありませんか?
この施設の直近までチンチン電車が入りとても活気がありました。

大桟橋とホテル、付近にはなんと木造4階建のホテルもありました。 近くには堺港があります。日本では長崎と堺だけが海外取引があった港です。その勢いを感じる写真です。

一方右下の街の鳥瞰図は当事栄えた堺駅があった街区です。(図2) 昔とは違い現在は海との間に国道・阪神高速・コンビナートがあり海と分断され昔の賑わいのない街区になっています。今の堺駅はこの鳥瞰図上部(北側)の川の向こうにあり、堺港は左上の位置にあります。人々は駅北側で再開発された区域に集まっています。
過去と現在の違いを想像しますと、当時は人の動きとその街が持っていた個性が一体となり鉄道・建物が同じ様な方向性を持って建設されたと思います。 鉄道・土木・ホテル・大桟橋・商店・住民等々それらを繋ぐ意識が有形、無形に関わらず協業された結果、できたのだと思います。
現在、私はこの海から分断された地域の中で、ある施設のリニューアルの企画デザインから設計提案をしています。 取り組みとしては地元との関係性をまず原点に置き、多種多様な業種の人とコラボレーションを行いながらそれぞれの知恵をこの地域に反映させています。
見かけだけの改装に終ることなく、地域と一体となりえるリニューアル事業の仕事を目指しています。 プロジェクトの成功の鍵は、地域の発展につなげることが重要なのです。
(図2)堺地図
堺駅南口区域の鳥瞰図 海から分断され且つ
環濠と国道・フェニックス通りに囲まれた特殊な地域
A1・ID設計コラボ建築事務所進研究室作成
(図1)大浜潮湯 堺市立中央図書館所蔵
海・大桟橋・ホテルが一体となったリゾート施設
現在より豊に楽しんでいる光景が伝わる夏の光景
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〜CIAOコラボレーションレター第5号〜
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「相談しながら事業コンセプトをかたちにする建築設計会社」
株式会社 A1・ID設計 代表取締役 井戸 正氏
http://www.a1-id.com/
弊社はアトリエ事務所と組織事務所の顔を持つちょっと変わった建築設計事務所です。
その顔とは・・・
・アトリエ事務所としての顔:依頼主と同じ目線で考えられる建築家によるこだわりのデザイン提案。
・組織事務所としての顔:会社・設計理念を共有し企画コンセプトをチームワークで築く企画提案。
今回は組織事務所であるからこそできる仕事の説明をします。
組織であることのメリットと裏づけは以下の5点です。
①技術力を伴った企画提案を行える。
・・・豊富な経験値とチームワークで成果物を作成。
②整合性のある成果物を納品。
・・・経験豊な技術者をチームリーダーとして業務をまとめられる。
③完成建物に対してアフターフォローができる。
・・・継続する会社経営により実現。
④責任を取れる姿勢と体力がある。
・・・前向きな設計姿勢で問題解決を図る組織と保険を持っている。
⑤柔軟な組織形態を作れる。 ・・・プロジェクトごとに外部ブレーンと強力なコラボレーションが組める。
現在この組織力を生かして某駅高架下における大型店舗リニューアル事業(テナントの誘致含む)の企画から設計に至る業務が進行中です。
今回の業務は重要なモデルケースとして捉えています。 それは、このリニューアル事業は地域との関係性をどのように築きコラボレートするか? がポイントだからです。
スタッフ全員で現地調査及びスタディを行い確かな企画を提案します。 単に設計デザインをするのではなく提案をもとに事業主と打合せを重ね「相談しながら事業コンセプトをかたちにする。」取組をします。 今後ますますリニューアルの要望は多くなると考えています。
相談したいけれど相談しにくい案件などありましたら、
是非ご用命下さい。 組織力で目からウロコの提案を致します。
アーケードパース2
アーケードパース1
掲載されたCIAOコラボレーションレターのデジタルブックはこちら
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〜CIAOコラボレーションレター第4号〜
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◆ CIAOコンサルティング企業紹介
「相談しながら事業コンセプトをかたちにする設計会社」
株式会社A1・ID設計 代表取締役 井戸 正氏
弊社はアトリエ事務所と組織事務所を併せ持つ建築設計事務所です。 その2つとは...
・アトリエ事務所の顔:依頼主と同じ目線で考えられる心強い建築家によるこだわりのデザイン提案。
・組織事務所の顔:仕事、人生観について「共に相談」することが出来るチームワーク。
今回は組織でなければできない仕事の説明の予定でしたが、家具のイケア(スエーデンの国際的な企業)のコンペに当選しましたのでその内容を案内いたします。 (右下図:コンベ受賞の賞状)
●イケアのビジネス理念とは。
・「より快適な毎日を、より多くの方々に」。優れたデザインと機能性を兼ねそなえたホームファニシング製品(家具・造作・備品)をできる限り手ごろな価格で提供する。
●コンペのテーマ「IKEA」が似合う住まいに対する4つの設計方針とは。
・イケアの事業コンセプトに対していかにリアリティを出すか?その為には
①現実にある計画敷地であること。
②都市の中の極小敷地であること。
③低予算で手に入る住宅であること。
④小さい住宅でもライフスタイルの変化に対応できること、そして楽しい生活であること。
●コンペチームの特徴
・弊社は建築設計とインテリアコーディネイトの業務を日ごろから行っているので
①任者をインテリア提案が個性的でコンセプト出しの得意な中堅の女性スタッフとした。
②ケアの事業コンセプトとA1・IDの設計コンセプトを一体化し表現できるチームとした。
③短期間で密度の高いプレゼンテーションが可能な同僚との協力体制とした。
●建築計画の概要
・設計コンセプト:「a small piece of land」
・敷地面積:55.6㎡(16.81坪)
・建物面積:88.15㎡(26.66坪)
・木造3階建て
左図:コンペ受賞プランのスケッチ
●ホームファニシングの受賞とイベントの開催
・名誉あるホームファニシング賞をいただきました。イケアのコメントは
「都会の極小地でも快適な家づくりが可能であることを、IKEAのホームファニシングスタイルを忠実に利用する事で証明したこころみに感銘しました」。でした。
イケアの日本進出における不安材料は"北欧の大きめの家具が日本の住まいの中に受けいれられるのか?"でした。この不安に対して具体的な提案をする姿勢が評価されたと思います。
・2月21日に入賞作品の一般公開と相談会(家具・住宅)が開催されます。会場で会えることを楽しみにしております。興味のある方はご案内いたしますので、連絡下さい。(右図:コンペ受賞プランの模型)
http://www.a1-id.com
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〜CIAOコラボレーションレター第3号〜
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CIAOコンサルティング・コラボレーション
「相談しながら事業コンセプトをかたちにする設計会社」
株式会社A1・ID設計 代表取締役 井戸正氏
弊社はアトリエ事務所と組織事務所を併せ持つ建築設計事務所です。 その2つとは...
・アトリエ事務所の顔:依頼主と同じ目線で考えられる心強い建築家によるこだわりのデザイン提案。
・組織事務所の顔:仕事、人生観について「共に相談」することが出来るチームワーク。
建築は「先端技術を持った社会芸術」です。例えばコンクリートの発明により共同住宅が発展しそこから大空間の教会建築に発展しました(ル・コルビュジェの作品など)。技術革新を繰り返しながら社会に受け入れ利用される美しい建物を理想としています。これを可能にするのは明快な設計コンセプトがなければできません。弊社は建築設計に対して2つの考え方を持っています。
今回はそのひとつ「建築設計の基本は住宅設計」について説明いたします。
私達の設計活動は巾広いニーズに対応しています。例えば住宅、マンション、店舗、温泉施設、リニューアル、街づくり、建築全般の企画設計などです。事業目的の建築の場合、その目的をしっかり捕らえ提案しなければなりません。特に企業の場合は担当部署の人、決定権のある人などハードルが複数あります、事業コンセプトがしっかりしていればハードルは低くなります。
弊社の住宅に対するコンセプトは「住むなら人生を楽しむ家」です。設計側のコンセプトは明快です、その上で住み手の人に言えない事情もヒヤリングしながら提案していく訳です。そして、土地の環境・家族の思いをコンセプトに置き換えひとつしかない家のテーマに作り上げます。家族といえども人生観の違いがあります、家族が幸せになる器を1つ作るわけですから、並み大抵の労力ではありません。住宅設計で培われた「人と話す=ヒヤリング+労力」体験があればこそ多様な用途の設計ができます、これはアトリエ事務所の顔のひとつでもあります。
これが、「相談しながら事業コンセプトをかたちにする。」ことができる理由です。
事例として、東生駒につくりました。ピッザァレストラン「アルナッジョ」を紹介します。テーマは「懐かしい時間と空間の器」です。施主の声の一部を紹介しますと
『A1・ID設計のみなさんは、親身に私たちの相談に乗ってくれました。特に、事務所の代表でもある井戸所長からは、経営に関するお話を聞かせてもらい、同じ経営者として良き先輩にであったような気がして、是が非でもこの人にお願いしようと思いました。』そして現在1年たちますが大いに流行っています。
興味のある方はご案内いたしますので、連絡下さい。
(http://www.a1-id.com)
次回は組織でなければできない仕事の説明を致します。
良い建築のできる条件
①いい施主
②いい建築家
③いい施工者です。 A1・ID設計の挑戦をご覧になってください。乞うご期待!
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〜CIAOコラボレーションレター第1号〜
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「住むなら人生を楽しむ家」にこだわる設計事務所
株式会社 A1・ID設計 代表取締役社長 井戸 正
http://www.a1-id.com/
<設計コンセプト>〜<事業コンセプト>
弊社は事業目的の建物を設計する組織的な建築設計・デザイン事務所ですが1つユニークなところがあります。それは、住宅(新築・リフォーム)の設計を基本に置いたアトリエ個人事務所(※ 作家の個性・作品を全面に出す設計事務所)の面もあることです。
相違する要素 ●事業目的の建物⇔住むなら人生を楽しむ家
●組織事務所の安定、信頼感⇔アトリエ個人事務所の個性、目線。 これらを併せ持った創立10年目の会社です。今の時代は業種を超え、相違する要素を新しいサービスとして 自社に取組むことができるかどうか?がポイントと考えています。
例えば、弊社はK百貨店と年4回の催事の中でリフォームの無料相談会をしています。結果違うネットワークの顧客を共有化することでお互いのメリットを出しつつあります。コラボレーションで大切なのは、建物に設計コンセプトがあるように企業の事業コンセプトを理解する事だと思います。弊社は建築だけに捉われず経営的な面も建物のデザインに反映させることを基本にして新しい提案をさせていただきます。



