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パワーランチ

1月のリポート

≪1月新春スペシャル特別講演&賀詞交流≫
  1/13(水) 11:00受付~14:00 三部構成
    (今年度は、第2水曜日の開催)

【プログラム】
第一部 11:15~ 参加25名の自己紹介&今年の抱負
第二部 11:50~ 特別講演『 現役社長の生きた経営哲学 』
 

32年以上の実績を持つ貿易商社を一人企業から実店舗(6)ネット店(3)モバイル店(3)へと、育て上げた社長が仰る・・「一生燃焼、一生感動、一生努力、一生遊ぶ、一生楽しむ、一生旅行、一生勉強」
  発展し続ける経営ストーリーを、飾らない切り口と海外のタイムリーな情報を載せ、ランチタイムを挟んで熱演くださいました。

 『 常に市場・消費者ニーズを見ながら繰り返す 』
     ノーブルトレーダース株式会社 代表取締役 辻昇氏

今回は、上記講演スピーチをまとめたものをリポート致します。 

◆ 独立された経緯は・・・
最初はメーカーで海外事業部のある会社に入るが海外で働くには最低3年から5年国内で働いて経験を積んでから海外に赴任するといわれ、そんなに待てないと思い6ヶ月で退社、やはり海外には貿易商社と思い新聞広告で応募、すぐに貿易会社に入社、輸出輸入の仕事が好きであることを確信、客先、商社、メーカーの関係でコミュニケーションの大切さ、自分の手配、気配りで仕事が円滑にいくことが大事であることを学び、需要、立案、受注、実行、反省、進化、のサイクルが継続していくことの原則を知らない間に実行していました。海外駐在を終えて日本にかえり、1-2年で再度海外駐在と思うと自分で仕事をやっていくのが良いと思い独立した。古きよき34年前の話しです。私が26歳のときでした。

◆ 印象に残ったエピソードは・・・・
自分が独立当時、学生時代アメリカで知り合ったタイの友人が、タイに帰国していて
家の仕事で大きな事業をやっていました、私が独立したと知ると、買い付けの仕事のチャンスをくれ、それにたいして一生懸命対応して値段、条件提示すると、競争に勝つ
ことが出来ました、友人は契約をしてくれました、私が初めて輸出したのが500万の仕事でした。

◆ 現在の現地メーカーや代理店と直接取引する独自のビジネスモデルを構築されたきっかけは・・・・
輸入して卸し営業ばかりしているとエンドユーザーのことがわかりません、どうしても
直接ユーザーと接点を持つ為、アンテナショップを作りました。

◆ 成功する秘訣は・・・・・
具体的に経験をお話しすると、小売仕事の細かさ、雑用の多さに始めはびっくり、でも小売は楽しい仕事、きっちりした仕事の進め方が確立できれば,成功すると思った。
小売は余りにも細かすぎて、しかもサービスを求められる。スタッフの人間力強化、誰もが仕事に参加できるビジネスにする大切さ、スタッフを育てることも大切さを痛感。
輸入、販売管理、広告戦略、クレーム、顧客管理、社員教育、すべて管理業務及び実践部隊のレベルアップ、必要とされることを、継続的にチャレンジし続ける。
仕事内容が誰でもが見えるプロセス管理、情報管理業務の効率化、コンピューターを多用するしか方法が無かった。結果的にすべて開発輸入から販売まで自社一貫体制構築することが生き残りの大きな基礎となりました。

◆ より良い会社作りのため心がけていること・・・・・・

ハード面では 社内での情報の共有化、わが社は全社員に一人当たり2台のPCも持たせています。
一台は会社専用回線、会社の商品販売管理、ポス管理システム、財務管理、社内でのみ使用。
もう一台は一社内ランシステムと汎用ネット環境を備えメールの一元管理、ワード・エクセルなど一般的な利用目的に使用。
社内では情報共有のための設備を充実、特に社内ランシステムでは業務報告、個人で知りえたあらゆる仕事に関係する情報と共に誰もが知りたいグルメ情報旅情報、一般教養情報など、皆の目と耳を利用し、多種多様な情報を得ることを活用。
その他自動倉庫、在庫管理システム、給与システム、ホームページ製作とITを多用、必要な部署に必要なシステムをリンクしています。

ソフト面では
昔ながらの人情教育、世話好き人間が非常に大切、誰かがやらねばならないと思う気持ちを全員もてば最強の人間集団が出来ます。但し価値観がそれぞれ違う為、互いの意見交換がしっかり出来ていないとダメです。判らないことはやらせてみる。

One for all ,All for one の精神
大事なことは社員のベクトルを同じ方向に合わせる、もう一つは信頼感の確立。
現代はヒューマンタッチ、人間の触れ合いが大事、絆作りを強化、それでいて適度の距離をもって干渉は出来るだけしない、公私混同は絶対しない、自由闊達な社風つくり

◆ 今後の展開について・・・・
小売業に参入して言い続けていることは 自営業は衰退産業、すべてが大手にとられている、全国チェーン店でないと生き残れない、だから専門店としての差別化が絶対必要。
{食器業界、特に和陶器業界は大不況産業、洋食器業界も国産は大不況、}輸入食器業界多くは中国製品の参入で市場のデフレ化、ブランド食器は生き残っているがピークは過ぎている、生き残る為には常に市場、消費者ニーズを探りながら、掘り起こし、作り出す、攻めの姿勢が大事、誰もが認める良い商品、ほしい商品を世界中から探し、開発し、輸入する製造小売業に移行すること、オリジナル商品の開発輸入を増やすこと。
当社の一番の財産は見えないところ、家の中で食器にお金を使う文化性の高い客層。
隠れたニーズを引き出す商品を提供することが生き残りに繋がります、スピードを重視した攻めの姿勢で商品のトライ&エラーを継続し続け、誰もが認め喜ぶ一流品の提供。

◆ 最後に私が言えることは・・・・
仕事を安定させる為には、スポットの仕事ではなく、毎日継続していく仕事を創造することが大事であること。世の中で他人様に役立つことしか仕事として存在を許されないという現実の中でいかに仕事を創造する仕組みを作ることを考えるかが企業の存続の原則。
仕事とは一般大衆を相手にすれば仕事量増減の危険の分散が図れます。
ブランドを多くすれば間口が広がりメーカーへの依存という危険分散が図れます。
価値観が多様化すればするほど商品選別のロングテール化が進みます。

世の中で、やられてない仕事を見つける大切さ。
何でも見てやろう 精神は非常に大事、でも野次馬根性はダメ。
チャンスを得るには、チャンスを発見できる目と耳を持つ大切。

自奮自発、自分で奮起し、自分で発信、発展していく志を持ち続ける。
志が会社作りの原点、大欲を持てば私利私欲は絶対ダメ。
無欲の志が必要、足ることを知る精神。

事業で一番幸せなことは、人を育てること。たとえ裏切られても、それはそれで世の中にお役に立つ人間なれば良いと思えるようになりました。

 

◇パワーランチ会員様より今回の、新春スペシャル特別講演のご感想を頂きました。

詳しくはこちらをご欄下さい

http://www.alpha-office247.com/voice/voice3.html#10

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